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3月27日、脳梗塞で車椅子生活になった松本知代さんと駅館川の堤防で花見をしました。

  

  花びらを茶碗に受けし野点かな  知道

5月31日、牧本和孝さんに案内していただき、ミヤマキリシマを見に平治岳(ひじだけ)に登ってきました。

体力的にギリギリの登山で、登山はもうこれで終わりにします。一つ一つできないことが増えていきます。 

    

 

途中原生林があり、人間の時間を超えた大自然の営みに感動させられました。

   郭公(かっこう)に聞くや天地の息づかい  知道

7月17日、勝福寺婦人会「かはづの会」の総会に、願いがかなって、尾畠春夫さんがおいでくださり、お話してくださいました。

  

 

   

小学校4年生の時、お母さんが亡くなり、それから農家に奉公に出され、中学校もほとんど行けなかったという、尾畠さん。

そんな厳しい環境に育ちながら、「すべてのものには命があります」と言いきって,81歳の今もボランティアに励むことが、なぜ、できるのか。

尾畠さんを通して,人間の底に流れる菩薩の魂に触れたような出会いでした。

尾畠春夫さん 勝福寺婦人会でのお話し 2021年7月17日 - YouTube

     

7月28日、御名を聞く会に、マイケル・コンウェイ先生がご出講くださいました。

「南無阿弥陀仏と法蔵魂 ー鍵主良敬先生からいただいた課題―」という講題でお話しくださり、翌日は鍵主先生の本を一緒に輪読してくださいました。

鍵主先生が繰り返しご指摘くださっていた「頭でわかろうとするものではない。魂(法蔵魂)で聞くのだ」ということを、あらためて教えていただきました。

ご法話はユーチュウブでお聞きください。

マイケル・コンウェイ「南無阿弥陀仏と法蔵魂ー鍵主良敬先生からいただいた課題」(前半)2021年7月28日 - YouTube

  

   

8月15日正午、読経・焼香の後、四日市別院の鐘楼堂で、願い込めて平和の鐘を撞きました。

夜は、黒沢 明 監督、志村 喬 主演の「生きる」を見ました。

   

    

「第15回 平和・九条俳句大会」参加作品から一句づつ。

  臨終のきわに告白あやめしを  小若女弘子

  鎮魂の歌碑訪ね行く若葉道  吉武康子

  亡き人の願いに生きん原爆忌  佐藤麗子

  平和とは不和の悲しみより興る  藤谷純子

  永久に戦後であれと敗戦忌  本多加代子

  勇ましき院号哀れや敗戦忌  藤谷知道

  亡き父のとなりに若き遺影弟  岡本照子

  石ころの遺骨抱きてリュウマチの母  香田紀子